Mavericksで確定申告e-taxに挑戦(前編)

 手順のまとめを見たい方はこちらから。
 確定申告の時期です。Mavericksでe-taxをやってみます。Macでは過去に3回、エラーAF0020-846に苦しみつつe-taxで申告しているのですが、Mavericksは推奨環境に入ってません。なので、やってみた。

0. 事前準備
 e-taxが初めての人は市役所で「e-taxしたいんですの」って言って住基カードを入手しましょう。手続きの際に住民基本台帳カードと電子証明書の2種類の暗証番号を設定する事になりますが、電子証明書の暗証番号は4桁の数字で住民基本台帳カードの暗証番号と同じにする方が便利です。何度も入力する事になるのでしっかり憶えましょう。

1. カードリーダーの購入
 ICカードリーダーはSCR331CL-NTTComを使用しました。ドライバもMacOS X v10.7/v10.8用 Ver2.14としか書かれてないがMavericksで無事認識した。(SCR331CL-NTTComはmacOS10.10以上では使えません)
  

2. 追加モジュールのインストール
 ここから事前準備セットアップ(Macintosh / Safari用)をダウンロード。
 eTaxMac.dmgをダウンロードしたら中のeTaxInstallUser.pkgをインストール。
 次にeTaxInstall.pkgをインストール。
 [Application/eTax]内のファイルが表示されるので、ルート証明書のインストールをしましょう。手順はキーチェーンアクセス([Application/ユーティリティ]にある)を起動して、「システム」を選択してからツールバーからファイル→読み込む→ [Application/eTax]内の「APCA2root.der」を選択→「常に信頼」を押す。
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 同様の手順で「APCA2sub.der」「APCAroot.der」「OSCAroot.der」を登録します。

3. Safariの設定
 ツールバーのSafari→環境設定からセキュリティのタブを選択し、「ポップアップウインドウを開かない」のチェックを消す。
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 ちなみに、OS10.6ではSafariを32bitモードにして、Java Preferencesも32bitにしなければならなかったが、10.8以降はJavaを32bitにできないので64bitのまま進めます(死亡フラグ)。

4. e-taxの開始
 やっとe-taxの開始です。ここから申告手続きをします。
 既にe-taxをご利用の方の「確定申告書を作成する」を押す→作成開始→e-taxを選ぶ→利用環境の確認をする(OSが嘘でもチェックを入れる)→次へ
 「利用者識別番号をお持ちの方」からログイン(今回は証明書更新したので電子証明書の登録・再登録を行なうにチェックを入れた)。e-taxが初めての方は初期登録が必要ですがここでは省略します。
 個人情報を必要なら修正して次へ→自分で送信→電子証明書の登録・再登録(ここで問題発生
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 プラグインが見つかりませんとか表示された。「プラグインが見つかりません」をクリックし、詳しい情報を押すとJavaのダウンロードページが開くのでダウンロードしてインストールした。インストール後Safariで表示エラーが出たのでログインし直す。電子証明書の登録・再登録の部分でまた問題。署名付きアプリの実行がブロックされていると表示されたので、Java設定を変更した。
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 Java設定の変更方法は「システム環境設定」を起動し、下段のJavaを選択、セキュリティの例外サイトに「https://www.keisan.nta.go.jp/」を入力しOKをクリックする。電子証明書の登録・再登録の部分にもどると今度は「アプリを実行しますか」と警告されるので「リスクを受け入れ」にチェックし実行をクリックする。するとできた!
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 次へ→ICカードの準備で次へ→エラーコードAF0020-846で中断
 AF0020-846はJavaが32bitでないと出るエラーなのでOX10.6の時も苦労しました。10.8以降はJavaを32bitにできないので詰んだ。

 後編に続く


   Mavericksでも使えるICカードリーダー
2014/2/18

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