Pavilion TouchSmart 10-e000AUをSSD化

 仕事でWindows機が必要になったので、邪魔にならない小さいノートPCを買った。
  Pavilion 10-e000AU
 HPのPavilion TouchSmart 10-e000AU(型番G0A16PA#ABJ)でスペックは低いが4万円台の安さ。しかもOffice 2013 Business付き。

Pavilio 10-e000AUスペック
OSWindows 8.1 64bit
ストレージHDD500GB (SATA, 5400回転)
メモリ2GB/1066MHz,DDR3L SDRAM
CPUAMD Dual-Core A4-1200/1GHz/2コア
グラフィックスAMD Radeon HD 8180
液晶サイズ10.1inch / タッチディスプレイ
解像度1366×768

 SSDが余っていたので、分解してHDDをSSDに交換した

分解工程

1. バッテリーを外す
 バッテリーを取らずに分解するとショートして壊れるので絶対に外す事。まぁ、外さないと分解できない設計になっているのは素晴らしいな。

2. 裏面のネジを外す
 Pavilion 10-e000AU裏面
 裏面のネジ14カ所を外す。ネジの形はすべて同じなので混同してもOK。

3. ゴム足を外す
 Pavilion 10-e000AUゴム足部分
 奥側2カ所のゴム足を外す。ゴム足は両面テープで接着されているので小さなマイナスドライバーでクイっと外す。ゴム足を外すとネジが見えるのでネジを各1カ所ずつ外す

4. ゴム足部分のカバーを外す
 Pavilion 10-e000AUゴム足カバー下
 ゴム足部分のカバーを引っ張って外す。なかなか外れないので慎重に外す。カバーを外すとネジが見えるのでネジを各1カ所ずつ外す

5. 側面の爪を外しキーボード部分を外す
 ここが難関。キーボード部分と本体部分は爪ではめ込まれているため奥から順に外していく
 Pavilion 10-e000AU爪1
 奥側の爪は白い爪を押すより、黒い本体プラスチックを引っ張る方が外しやすい。ここが外せたらゴム足の角部分の爪を外す。
 Pavilion 10-e000AU爪2
 角部分はおもて側にして外す方がやりやすい。ここも黒い本体プラスチックを引っ張る方が外しやすいが、引っ張りすぎると割れるので力加減が難しい。
 Pavilion 10-e000AU爪3
 角部分を外したら、出来たキーボードと本体の隙間にヘラか布を入れて、沿わすように側面に隙間を作っていけば側面の爪を外す事が出来る。左右の側面が外せれば手前部分も同様の方法で爪を外す。

6. キーボードを外す
 Pavilion 10-e000AU中身
 側面の爪を外せればキーボードが外れる。ケーブルを外す必要は無いが、細い方のケーブルは抜けやすいので注意。HDDも丸見えになります。

7. HDDを外す
 HDDの4隅の固定ネジを外して、SATAケーブルを抜けば取り外せる。

8. SSDを装着
 Pavilion 10-e000AU SSD装着
 SSDの厚みが大きかったので入らなかった。仕方ないのでカバーを外して両面テープで固定した。HDDの厚みが7mmなので同等の厚さのSSDにしたほうがいいな。

感想

 とにかく側面の爪を外すのが難しい。
 SSDにしたらHDDのカリカリ音が無くなって無音PCになった。起動速度は元々速いのでほぼ変わらず。動作もそれほど速いとは感じない。古いSSDだからかな?容量も64GBしかないから空き容量が17GBしか無い。リカバリ領域を削れば13GB増やせるから容量がキツくなったら削ろう。リカバリディスクもあるし、元HDDもあるからリカバリ領域は必要ない。アクロニスで定期的にバックアップ取ればリカバリ領域は使う事は無いだろう。

2014/8/2

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