起動ディスクの完全バックアップを取る方法

 HDDのコピーを取る方法です。やりかたはDVDをコピーする方法と同じでディスクユーティリティを使います。ただし、起動ディスクの入っているHDDをコピーする場合は、インストールメディアかリカバリ領域から起動しないとコピーできません。

やり方

 OS10.6以下のMacならOSのインストールディスクを入れた状態でシステム終了する。最近のMac(OS10.7以上)はリカバリ領域がHDDかSSDに存在するのでインストールディスクは必要ない。
 ▼
 キーボードのoptionボタンを押しながら起動し、インストールディスク(OS10.6以下)か復旧(OS10.7以上)を選択する。
 ▼
 ディスクユーティリティを起動する。
  ディスクユーティリティ起動   ディスクユーティリティ起動
 ▼
 バックアップファイルとして保存する場合は、バックアップするHDDかSSDを選び、「新規イメージ」を押して、名前を付けて保存する。
  ディスクユーティリティdmg
 ▼
 こうして出来たdmgファイルでいつでもHDDやSSDにデータをコピーする事が出来ます。
 dmgファイルを開いてマウントしてから、復元タブを選択し、ソースにdmgファイルイメージを選び、復元先にコピーしたいHDDかSSDを選びます。
  ディスクユーティリティ復元
 復元先に入っているデータはすべて消去されるので注意して下さい。
 復元ボタンを押すとコピーが開始されます。
 dmgファイルを作らず、直接HDD同士にコピーする事も出来ます。

 注意:起動ディスクをコピーした場合、一部の不可視ファイルが見えるようになります。
2014/8/16

 PC表示に切替     スマホ表示に切替     タブレット表示に切替