確定申告2018 Macでe-taxを利用する方法

全国のMacでe-taxに挑戦する猛者のみなさまコンニチワ!
今年も確定申告の時期が来ましたが、もう慣れたもので完了まで丸一日かかるようなことはありませんでした。
しかし、e-taxのシステム構造を理解した上級者だからこそ乗り越えられるエラーばかりで、今年も確実に初心者は泣きを見ることになります。

去年との違いと事前準備

去年にe-taxした人で設定変更が必要なのはJava公的個人認証クライアントソフトです。この2つを以下のようにアップデートして下さい。

Javaは8と9どちらでもいけるそうですが8にしました。ルート証明書は去年のままで行けた。
事前準備は基本的に2017年と同じですので「確定申告2017 Macでe-taxを利用する方法」の記事を参考にして下さい。
また、Safariの設定も忘れずにして下さい。
今年も推奨環境から外れたOS10.9(Mavericks)で挑戦します。

e-taxサイトで申請

e-taxサイトにログインして、所得や控除などを入力して最後にカードリーダーにマイナンバーカードを差して申請書等送信の段階になると問題のJava実行が始まる。
 e-tax
何も表示されない。しかし、何も表示されない状態で数分待ってるとJavaがブロックされたと出る。あとはいつも通りリスクを受け入れ実行する。
 e-tax
だが恒例のエラーHJS0407Eでカード認識出来ない。Safariの設定でインターネットプラグイン電力を節約するためにプラグインを停止のチェックをOFFにしても無理だった。
Safariでの申請は諦めた。
追記:Safariの環境設定のセキュリティタブのJavaから「www.keisan.nta.go.jp」を安全でないモードで実行にすると良いという情報を得ました。OSによってはoptionキーを押しながらでないと表示されないそうなので注意して下さい。
 safariのJava設定

Firefoxに変更

現行のFirefoxのバージョンはJavaが使えなくなってるので、バージョン52以下ならアップデートしないで使いましょう。
Javaの使えないバージョンの時はバージョン52にダウングレードして使って下さい。
バージョン52はこちらのリンクからJapaneseのMacを選んでダウンロードして下さい。
 Firefox ESR 52.6.0
Firefox52に変えると無事にエラーHJS0407Eを回避し、申請を完了出来た。
テスト環境はOS10.9.5、Firefox52.6.0、Safari9.1.3を使用。

まとめ

Javaの使えるブラウザを探す所から始まるe-tax。
危険な技術を使う政府と危険な技術を禁止するブラウザ開発者のケンカでまともに使えない状態だよ。
Javaの使えるブラウザを確保しておかないと今後e-taxを利用出来かねないのでダウンロードしたFirefox 52.6.0esr.dmgは大切に保存しておこう。


2018/2/23

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